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3月 2020

日に日に春らしさが増してきた東川。

前回のブログでご紹介した樹液採取の中間報告です。

樹種によってタイミングに差があるのか、この間まで全然出ていなかった白樺も、たっぷり溜まってきました。

一番早く溜まったのは大本命ハードメープル。

まだ寒い日が続く東川では毎日薪ストーブを焚いているので、その上に鍋を置いて煮詰めること約1日。

コーヒーフィルターで不純物を取り除き、

琥珀色の美しい液体が溜まってきました。

およそ2Lの樹液から、出来上がったメープルシロップは50mlほどでしょうか。

贅沢な自然の恵みです…。

いつもより駆け足で雪解けが進んでいる東川。

森の中では、動植物たちが春を心待ちにしているようです。

この間は、事務所の周りを三羽のうさぎが追いかけっこ。

小鳥たちも元気に飛び回っています。

そんな中、静かに見える樹の中でも、着々と春を迎える準備が行われています。

芽吹きのために地面から水を吸い上げ、幹の中は樹液でいっぱいになるそう。
そのタイミングを見計らって、樹液採取にチャレンジしています。

ハードメープル、イタヤカエデ、白樺の三種の樹に仕掛けをつけ、毎日観察。

少し時期が早かったのか、遅かったのか、、想定よりもゆっくりとしたペースですが、日々少しずつ増えています。

「木は生きている」と見聞きすることはありますが、これほど木の生命力を感じられる体験はなかなかありません。

樹液採取キットは、ショールームで取り扱っています。

昨年、小学校1年生になった息子のデスク。
早いものでもうすぐ2年生になろうとしています。
何もお手入れせずにいたので、休校で家にいるのを機に一緒にメンテナンスをしました。

今回は、ソープ仕上げのメンテナンスです。

デスクがソープ仕上げなので、
使ったのは、ソープ仕上げの家具用のメンテナンスセット
紙ヤスリを巻く木片、マルセイユ石けんもセットになっているので気軽に始められます。

下の子がまだ小さいので、目を離した隙にたくさん落書きされてしまったデスク。

こうして見ると、テープの跡やペン…今さらですが写真に撮るのも恥ずかしいほどの状態。
無垢材の家具はお手入れすれば大丈夫、と安心し過ぎていました。

まずはデスクの上のものよけて、壁から少しデスクを離しておきます。

そして、鉛筆や色鉛筆の跡など、消しゴムで消えるものは頑張って消していきます。

うちのは落書きなどが酷いので、紙ヤスリで表面をきれいにすることに。
付属の木片に紙ヤスリを巻いて、表面を全体にやすりがけします。

↑紫のペンの跡が消したくて頑張る。

 

家に紙ヤスリがなかったので、付属の400番の紙ヤスリを使ってみましたが、
磨く程度に使う目の細かいものなので、ちょっと間違った使い方に。
それでもなんとなくサラッと綺麗にはなりました。(紙ヤスリはボロボロになりました)

↑母と交代。

 

後から職人さんに聞いたところ、
最初に180番くらい、その後に320番くらいの紙ヤスリでかけると良いんじゃないかとのこと。
先に聞いておくべきでした。

一部にだけヤスリがけしすぎると、その部分だけ白っぽく仕上がってしまうので、
気になる部分にしっかりかけた後、全体にもきちんとかけると均一になるかと思います。

ヤスリがけの後は、ふきんなどにマルセイユ石鹸を付けてきれいに拭いていきます。

普段ならこれで良いのですが、なんせ汚いデスクなのでもっと本格的にきれいにすることに。

ふきんではなく、スポンジにマルセイユ石鹸をすり込み、泡だてて洗っていきます。

ゴシゴシ、まんべんなく洗えたら石鹸が残らないよう水拭きをします。

水を含むと毛羽立ってザラザラする部分もあります。


↑の写真。なんとなく毛羽立っているのが見えるでしょうか?
触るとザラつきますが、乾いた後に紙ヤスリをかけるとツルツルになります。
この毛羽立ちがあるのは最初だけで、水拭きを繰り返したり使い続けるうちになくなっていきます。

これだけでももう気持ち良い!感じになりました。
このまま少しだけ乾かします。その間にソープ仕上げの準備。

250ccの少し熱いくらいのお湯に10gのソープフレークを溶かしていきます。
20g入りの袋なので、大体半分くらい入れます。

よく混ざってきたら手で触れるくらいの温度に冷めるのを待ちます。

ソープフレークの液をスポンジにつけてデスクに広げていきます。
マルセイユ石鹸とは違うきめ細かな泡。全体にゴシゴシ伸ばしていきます。

その後、泡が残らないように水拭きして完成です。

ソープフレークの液は結構余りました。デスクだけだとこの半量で作っても良さそうです。
ただ、余ったものは瓶などに入れて保存できます。

完全に冷めると糊のような状態に。スライムみたい、と喜ぶ息子。

ついでにエッグテンペラでカラーリングした脚や引き出しも水拭きします。

そしてデスクが乾くのを待つ間に、デスクの中身や上の物の整理。
(これが一番大変…。)

 

乾くとすっかり見違えるようにきれいになりました。

 

↑紫のペンの跡もほとんど無くなりました。

最後に、毛羽立ちでザラつく部分に付属の400番の紙ヤスリを木片に巻いて、
全体にサラッとヤスリがけをするとツルツルに仕上がります。

きれいになって気持ちがいいね、と話しながら早速デスクに向かいます。
勉強ではなくてお絵描きでした。

このまま大切に使っていこうね。

落書きなどせずにキレイに使えるのがベストですが、子供が使うものなのでどうなるかわかりません。
無垢材はある程度汚れてもキレイにメンテナンスができます。
みなさんもぜひ、お子さんと家具のお手入れ、やってみてください。

メンテナンスグッズは、各店舗またはオンラインショップで取り扱いしています。

取扱店 >>
オンラインショップ >>

家具の樹種サンプルと生地サンプルが出来上がりました。

樹種サンプルには、北海道産イタヤカエデ のオイル仕上げとソープ仕上げ、北海道産ミズナラとオニグルミのオイル仕上げ、
エッグテンペラカラーリング全色が揃っています。

生地サンプルには、椅子やソファの張り地に選べる布と革をサンプル帳として綴じました。

家具に比べると小さなものになってしまいますが、ご自宅で合わせてみるのに、質感や色合いを確かめていただくのに、ご活用いただけたらと思います。

オンラインショップからお求めいただけます。

https://goodnews-online.com/?mode=cate&cbid=2445396&csid=0&sort=n