STORY

椅子にはアーム(肘掛け)の有無を選べるものが多い。
その選択をする時、「今使っている椅子が肘なしだから」というような理由で選んではいないだろうか。
腕は体重の約13%を占めるらしく、それを支えるものがあるかないかは大きな違いだ。
とはいえ家族全員アームチェアがいいという訳ではなく、キッチンとの行き来が多く、
立ち座りが頻繁な人は、肘掛けがない方が使い勝手が良いだろう。

この「リムアームチェア」は、アームの有無をあとから選べる。つまり後付けが可能なのだ。
付属の六角レンチ一本で取り付けでき、もちろん外すこともできるし、片方だけ肘をつけるなんてこともできてしまう。

組立式の家具シリーズだからこそ生まれた、新しい椅子の選択肢。
変化する暮らしに対応できるということは、ずっと使っていけるということ。
これもひとつのサスティナブルの在り方だと思う。