第17回 2011.12.13 「Syjunta」
Hejsan!
1stアドベントにクリスマスの飾りつけを終え、クリスマスカードを注文。
あっという間に12月に突入です。1年が過ぎるのは、本当に早いものだと思います。
さて、先日ヨーテボリから3時間近く離れた、小さな町に行ってきたので、
その時のお話をしたいと思います。
「Syjunta」というのは、
裁縫・編み物・刺繍等の手芸を一緒にするグループの事を指します。
私は趣味でミシンをしますが、幸運な事にSyjuntaをしている人から連絡がもらえて、
今年から参加しています。毎月1回、1人のお宅にミシンや編み物を持参して集まり、
11時から15時まで、軽いランチを一緒に取りながら思い思いのものを作ります。
年に1回、Hjoという町に住んでいる彼女のところに泊まりがけで行くのが恒例だと
聞いていました。ちなみに、私が最年少、一番上は74歳で、私を入れて7人です。
途中で持参のコーヒーやシナモンロールを取りながら、3時間近くかけて、Hjoという町に着きました。
途中寄った、インテリアショップ。とてもステキでした。ランチは、今回滞在する家のご主人が作ってくれた「Wallenbergare」、
グリンピース、マッシュポテトという、いかにもスウェーデン料理を全員で食べて、ミシンタイム開始です。
手芸が好きな人は、たいてい、いろんな手仕事に興味があります。彼女の家の中には、植物や自然の材料で
染めた毛糸のサンプルがありました。自然の発色にはやさしさがあるなあと思う美しさでした。
製作途中のフレミッシュ織り?や、糸つむぎもありました。1800年代後半から1900年代初めにかけて、
スウェーデンは貧しい時代があり、アメリカへの移住政策がありました。その時に彼女の家族が移住し、
その時のトランクもありました。見てて飽きない、おもしろいものがたくさんでした。
夜中11時まで、女性7人のおしゃべりとミシンの手を動かすことはとまらず、普段できない贅沢な時間に、
思う存分楽しみました。「出しっぱなしで、寝る事ができるのはいいわよね!」と考える事は同じようなもんです。
彼女の家は、牧場の中にありました。娘さんご夫婦が牧場を経営されているのですが、
私以外は昨年も来ているので、私だけ牧場を案内してもらいました。
産まれて10日ほどの子牛、赤ちゃん顔でした。敷地内には、フルーツの木がいくつかあり、
リンゴだけで昨年は1トン近くあり、ジュースにしてもらったとのこと。
少し時期が過ぎてるけどと言われましたが、リンゴを20個近くもらって、ジャムにしました。
スウェーデン人の友人を作るというのは、正直なかなか難しい事だと思います。
学校に通うと、多少はできると思いますが、スウェーデン人の多くはシャイでなかなか簡単に打ち解ける事ができません。
その代わり、一旦友人となると長く続く事も多いように思います。今回の場合もそうですが、こうやって趣味を通じて、
少ないながらも心置きなく話せる仲間ができた事は幸運だと思います。いい仲間ができた事は、今年の収穫の1つでしょう。
スウェーデン生活、満足しているかと尋ねられると正直答えに困ってしまいます。海外生活にあこがれを抱く事も多いとは
思いますが、友人や自分の事を知ってくれる、社会とのつながりが日本にいた頃に比べると格段に少ない状況が、
自分が無力・魅力ない人に思わせるのです。移住して5年、ヨナス家族に支えられつつ、少しづつ道を自分なりに
切り開いている私ですが、このグループに参加できている事はとても嬉しいことです。
家に着くと、カイとヨナス、ラッテがお迎え。お留守番してくれて、とても楽しかった2日間をありがとう。
それでは、また。
サコ