About LIM

未来を生きる、子供たちのために。

For children living in the future.

  Sustainable
  Furniture

森を護れなければ、地球の環境は持続できない。
森を護るために、持続可能な家具作りを目指さなくてはいけない。

LIMは、北の住まい設計社が提案する、地球環境のための組立家具シリーズです。
大切にしたことは、

材料の無駄を減らすこと。
輸送にかかるエネルギー消費を小さくすること。
永く使えるつくりとデザインであること。

そして、もし修理が必要になった時には、破損部分のパーツのみをお送りください。
これにより従来より安価に、省エネルギーで修理が可能になりました。
そして、永く使い続けることも可能になるでしょう。

  Think globally,
  act locally.

LIMの開発の最終目標は、世界中に「地材地使」の輪を広げることです。

安い人件費や資源を追い求めて海外に製造拠点を設け、膨大なエネルギーを消費する経済活動は、
地球にとって正しいと言えるものでしょうか?

それぞれの地域で産業を自立させることができれば、
その地域で完結する経済活動が可能になるはずです。
そんな「地球のためのものづくり」を考えていくべきではないでしょうか。

そのために私たちは、デザインや作り方を共有し、その地域の木で、
その地域の職人が家具を作り、その地域の人が使う、という仕組みを広めたいと考えています。

地域の木材は、地域で使う。

「地材地使」が地球を救う一端となると信じています。

Less is more.

Ludwig Mies van der Rohe

近代建築の三大巨匠の1人であるミースファンデルローエが提唱した「より少ないことはより豊かなこと」という意味の言葉。LIMというブランド名はこの言葉に由来しています。「Less」に込めた意味は、無駄の少ない部材寸法、省エネルギー輸送、装飾を廃したデザイン、余計なものがないこと、慎重に選ぶこと…。これらを考えていくことで、「more」に込めた意味である 「持続可能で心豊かな暮らし」につなげていけるのではないだろうか。そんな想いを形にしたのが、LIMシリーズの家具です。

 Identity

Assembling yourself.

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LIMは、自分で組み立てる家具のシリーズです。付属の六角レンチと、一般的な工具があれば組み立てられるように設計されています。もちろん分解も可能。引っ越しの際にはコンパクトにして持ち運ぶこともできます。家具を組み立てる時間は思い出となり、家具への愛着を育むと信じて。

Compact package.

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家具を配送することは、空気を送っているようなものだとよく例えられます。LIM Chairは、分解した状態でお届けすることで、従来の1脚分の容積で5脚の椅子を送ることができるようになりました。
他の家具も同様、輸送にかかるエネルギーを大幅に抑えることにつながります。

Timeless design.

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組立家具を設計するにあたり、裏を見ない限り組立家具には見えないようなものを目指しました。家具として美しくなければいけないと考えているからです。そして、地球の未来のための組み立て家具。その言葉にふさわしい、普遍的なデザインを目指しました。

Hand crafted in
Higashikawa , HOKKAIDO.

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製作は、北海道東川町の小さな工場で。個性豊かな無垢材を扱うには、手仕事が不可欠です。木を見極めながら、ひとりの職人がひとつの家具を完成させています。一つ一つ組み立てて検品をしてから梱包しています。手仕事が地球の未来にとって良いことであると思い、この星が次の世代にもあるように信じながら歩んでいきたいと思っています。

Eco-friendly finish

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LIMの仕上げには、オイル仕上げとソープ仕上げがあります。オイル仕上げは亜麻仁油と蜜蝋で、ソープ仕上げはパームヤシで作った石けん水溶液を使って仕上げます。
どちらも環境に配慮した天然塗料であることはもちろん、使い込むほどにより豊かな表情へと育っていくことも魅力です。

100% Hokkaido
solid wood.

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白く清潔感のあるイタヤカエデ (Maple)と、落ち着いた風格のあるナラ(Oak)。北海道で育った2種類の木からお選びください。
北海道の自然からの贈り物をお届けします。

すべての家具を北海道で育った広葉樹で作るためには、厚沢部町の鈴木木材さんの存在が不可欠でした。私たちと同じように自然を慈しみ、深い愛情を持って木と向き合う、大切なパートナー。広葉樹を専門に扱う製材工場で、家具作りに使う木材はすべてここで製材されています。

現在の製材業の多くは、効率重視で強い個性は嫌われる傾向にある中、口癖のように「もったいない」と話す鈴木社長。その言葉の中には、優しさと寂しさを感じます。木を単なる原料としてではなく生き物のように捉え、様々な個性を大切に生かすための技術と経験、そして情熱を持って木を見ています。

鈴木さんの想いを尊重し、森からいただいた貴重な資源を適材適所に使い切るために、私たちも技術を磨き、個性豊かな表情を生かす家具作りをしてゆきます。