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M さんからのお便り
「M - house」の施主であるMさんが、お家が出来上がるまでの様子を綴ってくれます。
2007.7.2 「北の住まい設計社さんが家を建ててくれることになりました。」
北の住まい設計社さんが家を建ててくれることになりました。本当に嬉しいです。 「出会い」は家具からでした。皆さんそうなんだと思います。立派なダイニングテーブルと、上の子の学習机を、かなりの勇気を出して買いました。シンプルですが、木の力を感じさせてくれる素敵なものです。以前から良く使うもの、長く使うものには、日常生活を節約していてもよいものを使うことが憧れでした。包丁や、食器は出来るだけよいものを奮発して使っています。それこそが本当の贅沢だと思っています。ただ、家具は桁が違うので、勇気が必要でした。ちょうどその頃に、自分なりに永住地を決めて、この地に越してきて、毎日住む、家を建てようと思ったのは成り行きとしては自然なのだと思います。 ![]()
さて、どんな家がいいのかなと思っていましたが、具体的なイメージは湧きませんでした。そんな時に、東川のショールームにいく機会があり、北の住まい設計社が家を作っていること知りました。家具も素敵ですが、家も素敵です。(応対してくれたショールームのSさんも美人で素敵です。)こんな人たちに家を作ってもらえたら、最高の贅沢だろうなと思いました。ですから私たち夫婦の真っ先の質問は「あの〜私たちの家を作っていただけるものでしょうか」というものでした。もちろん、「いくらくらいからなんでしょうか?」という質問とセットでしたが…。
家を建てることは一生で最大の買い物ですが、建築する専門家と、素人の建て主の間の知識のギャップは、医者と患者さんくらい違います。ですから、信頼できるプロフェッショナルに頼めたら、こんなに安心なことはありません。その点では、「払える範囲」なら対価をいくら払っても惜しくはないと思っていました。渡辺さんとお話させていただいて、その思いは正しいことだと思いました。ですから私たちは、全く他の会社と相談したことはありません。住宅展示場を間取りのイメージのために見に行きましたが、どんなに立派なモデルハウスを見ても、やっぱり合板の家で、お金の掛けているところのピントが外れていました。北の住まいのオープンハウスを見てから展示場に行くとそのことが痛感できます。本当に。
幸いにも、私たちは土地の選択から見ていただくことが出来ましたので、自分の候補地を渡辺さんに見ていただきました。私の固定観念としては、家は更地に建てるものと思っていました。最初に目に掛けていた更地を、そしてもう一つは知り合いに紹介してもらった林の土地を見ていただきました。そこでの渡辺さんの言葉ですが、「木を植えてそれなりになるのには随分かかります。今、立派な林の(後の)この土地は木を切ればいいのです。」そういわれて、自分の頭の硬さが嫌になりました。本当に納得し、プロの意識の違いを感じました。
ここからは、イメージのはっきりしない、素人の私たちと、専門家である渡辺さん、さらに松村さんにも加わっていただき、建物の具体的なお話となりました。何度も変更のご迷惑を掛けた挙句に、最後はやっぱり資金的な問題で、大きな変更になって決着しました。この間のやり取りは、イメージすらつかめない私たちにとっては大切なプロセスでしたが、本当にご迷惑をおかけしました。根気良く付き合ってくださって本当にありがたく思っています。この間、実際は契約もしておらず、一円も払っていません。普通なら、きっと絶え間なく、営業の方がやってくる時期なのでしょうけれど、時間を掛けてゆっくり家に対する考えやイメージを作る時間的な余裕を頂きました。この期間が足掛け10ヶ月くらいあったと思います。時には忘れられたかな?と思うときもありましたが、この期間は私たちにとっては、夢が実現可能なものと思えるのに必要な時間だったのだと思います。その間に、土地を買ったり、ローンのことをしらべたり、人生設計を確認したり、家族が増える予定になったりと、色々なことを現実と向き合いながら少しずつ行いました。大まかな見通しがたって、見積もりを頂くことになりました・・・が・・・、あらかじめ払える額の上限をお伝えしてありましたが、理想に沿って建てようとすると現実は厳しいものでした。
今は家の建てる位置に具体的に杭を打っていただいて、徐々に、現実味を帯びてきている段階です。
私のもっぱらの仕事は家以外の敷地の笹刈りです。ブラシカッターも買ってがんばっていますが、今のところ通路を作るだけで精一杯の段階です。いずれは庭になり、果樹園になるのかもしれませんが、当面の目標は、敷地の端までいけるように笹を刈って通路を作ることです。家を建ててくださるのは専門家に安心してお任せしました。その周りは何とか自力で出来るところはがんばりたいと思っています。
2007.9.19 「着工してました…」
呑気な私たちは、現場を見に行っていたのですが、どの時点から着工したのかわからず、松村さんに「あの〜〜、いつ着工するんですか?」なんて、聞いてしまいました。電話口で「もう着工してますよ。」とのお言葉…きっと電話の向こうでは、困った顔の松村さんがいたんでしょうね。スイマセン。何にもわからないで… (このときの写真1) その後鉄筋を組んだりコンクリートを流したりという作業が進むのを、休みの日に、こっそり見に行っていました。こんなときどんな顔をして仕事して下さっている人に会ってよいのかわからず、施主?という名札を付けるわけにもいかないので、作業中はできるだけ邪魔にならないように遠くから眺めるようにしていました。大工さんにはご挨拶したので、きっと会いにいけると思いますが… 工程で、驚いたのは基礎といえば、掘って行くものというイメージでしたが、そうではなくて、平らにした土地に、上に作って行くことでした。かなり高い基礎ができていきました。(写真2) それでこれを埋めるんだそうです。なんだか3階建ての家みたいです。基礎の部分でも1mくらいはあると思います。それから、もうひとつ驚いたのは、コンクリートで底面と、天井面?(一階の床下側)の両方にコンクリート打っているところが多くありました。お伺いしたら、タイル張りになるところはこのようにコンクリートで床面も作るのだそうです。木造の家ですが、頑丈そうな感じです。(写真3) 計画の中での変更点は、ひとつはガレージを大きくしていただきました。 雪の深いこの地では除雪にトラクターを使うことがあるんですが、そのためのトラクターも入るスペースも確保したほうがよいと、計画変更をしてくださいました。ガレージ兼納屋なんですが、車2台と、トラクター、納屋のスペースで、家一軒分くらいあるのではという大きなガレージができそうです。畑作業が好きな私にはとてもありがたいことです。 北の大地は朝晩、もう寒くなってきています。 雪の降る前に、屋根ができるといいな〜〜と思って楽しみにしています。
写真:1
写真:2
写真:3
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