オープンハウスに想う
日新の丘に立ったとき、帯広の町を一望して、茶色のサラサラの土を手にして、ふかふかした落ち葉の上を歩いて…、“ここに家を建てる”ことに、恐れと不安と喜びとを感じました。
目に鮮やかな家は色々あろうかと思います。何十年かの後、切妻の平屋は、森と共鳴し、
そこに在ることを意識出来なくなれば幸いです。 と、考えてみたのですが、はたして結末はどうでしょうか。
家を図面通り施工するより、節目節目に見直して、作り込んでゆきながら完成させてゆくため、職人さんたちにはご苦労をおかけしました。また、とまいどいもあったことでしょう。
建築研究社のスタッフは、全員一つとなって取り組んで欲しいと希った工事でした。
もっと堅固にしたい。もっと美しく、もっと使い易く。もっともっと手をかけてゆきたい。
この世に生を受けた我が子のように…。と、思うようになってきた今日この頃です。
果たして、うまく建っているのかどうか。検分よろしくお願いいたします。
感想やご評価をいただくアンケートも用意してお待ちしております。
「北の住まい建築研究社」をこの先皆さまに育てて欲しいと希って…。
経済的な成功より、よい家を建てることの出来る会社でありたいと考えています。
2008.5月 北の住まい設計社 渡辺恭延