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an idea furniture house shop scandinavia
今まで企画してきたオープンハウスにたくさんのお客様に見ていただき、共感を得てきました。
 その後相談を受けるときがあるのですが、お客様の予算と私達の計画する家の建築費の間に随分違いがあり断念する方が大勢居られます。心苦しい限りです。
 レイアウトは余裕のある広さを快適に使っていただく為の工夫を凝らし、構造断熱もしっかりさせて、キッチン洗面、暖房、洗濯室、乾燥室といった設備も十分考えて、床はムク材で木製サッシで1棟1棟手作りで、と考えてゆきますと、やはりコストは高くなってしまいます。どうすればコストを下げられるのか考えをめぐらせ、色々試みてみました。しかし、大きくコストを削減する術はありませんでした。

そんなある日、名古屋のお店の小林さんより「規格住宅は出来ないの」との提案がありました。私も考えていたところでした。彼女も予算の為に断念するお客様に対して心を痛めていたのです。私は言葉に出すと実行が待っているので、確信のない言葉は出せずにいたところでしたので、思わず約束してしまいました。

初めから、コストをある程度のところに設定し、いくつかの仮説を立ててみました。構造やその他のクオリティを落とそうとは思いませんでした。
その他、大工さんを社員として外注仕事を減らす。大工さんを要とし、現場の監理も出来るよう人を育成する。そのことにより現場監理の経費を削減する。設備工事、電気工事といった外注仕事に無駄を省く為、自分達も参加してゆく。ゴミは持ち帰る、足場や仮設物は自前で持ち込む、といった考えを実行に移すことにより、工事費の削減を図る。作り付けの家具、床材、ドア、キッチンの規格化と数量を決めて、生産することにより製造原価を引き下げる。こうして価格の問題は大きく前進しました。

 この家の要となる理念は「いつも季節を感じて暮らす家。」と決めました。
住まいを内と外を区切る鎧と考えず、居室のあらゆる窓から四季の移り変りを目にする事が出来るよう、考える事にしたのです。中庭であったり、坪庭であったり、季節の移ろいは自然の営みによって私達に与えてくださる大いなる恵であり、それをいつも喜んで暮らしてほしいと願ってのことです。
 小さな家、小さな敷地でも、日本の美しくたくましい、そしてあるときは儚い、そのありのままの四季を感じながら暮らして欲しいと願う「北の住まい設計社の考え方」を具現化する家であって欲しい、と願ったからです。この家が皆様に受け入れていただけるのか、期待と不安の中にいる私達です。
そして始めて皆様に見ていただけることに、感謝申し上げます。
そして出した答えは、
2009年4月
北の住まい設計社 渡辺恭延
自由設計と異なるレイアウトの制約を設ける。
建築面積延べ床面積を小さくまとめる。
設備を規格化する。
お問い合わせ、お申し込みは TEL 0166-82-4556〈ショールーム〉までどうぞ
showroomkitanosumaisekkeisha.com